結論
- 好きな時に、マインドフルネスな状態になることを目指せそう
はじめに
何か調べている時に、どこからともなく別の思考が流れてくること、ありませんか?私はよくあります。
Rubyの勉強をしていたはずなのに、「AWSとHerokuそれぞれのメリット・デメリットってなんだろ」「他にやるべきことなんだったっけ?」「Slack来てないかな」「ご飯どうしよ」などなど。何かを調べながら、別のことを考えている、といった状態です。
もちろんそれぞれについて、同時に深く思考できてるわけもなく、ただただ生産性が下がっているように感じます。
こんな状況を変えるべく、本書を手に取りました。
瞑想とマインドフルネス
頭がからっぽな状態 = マインドフルネスという状態と言えそうです。
マインドフルネスな状態になるためには瞑想という手段を用いる必要があります。
恥ずかしながらマインドフルネスと瞑想は同義であると捉えていましたが、実際は意味合いが異るようです。
- マインドフルネス:気を逸らさずに、「今、ここ」に存在することを意味し、心を落ち着け、一切のこだわりも予断も捨て自然な状態を保つこと。
- 瞑想:今この瞬間をじかに体験すること。古今東西、あらゆる瞑想は基本的には集中と自己理解のいずれか、あるいは両方を軸にしている。
瞑想の目的は、意識をトレーニングし、自身の考え方とその理由を理解し、その過程を客観的に把握することです。
瞑想をしていると、いつの間にか雑多な思考が現れています。これを押さえつけようとせず、一歩引いて客観的に「思考が現れている」ことを認識し、また内部に意識を向けることが重要です。
実際にやってみての感想
詳しいやり方の説明は本書に任せたいと思います。
実際にやってみて、いかに自分の意識が散っているか、そして抑え込もうとしているかがわかりました。
湧き上がってくる思考を悪とせず、自然なものとして認め、また自分の内部に意識を戻すことで、同時に思考していたものを減らせることを感じました。
まとめ
- 瞑想とマインドフルネスの違いがわかった
- さまざまな思考が湧き上がったときの自身の対処の悪さがわかった
- 瞑想によって、湧き上がってくる思考を受け入れられ、一つの思考に集中する(マインドフルネスな状態になる)ことができそう